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ドラマレビュー

GOTHAM〜新作公開前カウントダウン企画その5〜

洋ドラって体力使いますよね。さくらです!
大大大好きなDCの、大大大好きなヒーロー バッツィこと「バットマン」の新作が来る3月11日公開!ということで、勝手にカウントダウン企画を、誠に勝手ながら、やらせていただいております。

公開前夜ではありますが、ここにきてドラマ「GOTHAM」のレビューをいきたいと思います。
当然公開前夜なのだからノーラン版か、あるいは予告でも比較されているように「ジョーカー」をレビューするのが道理だと思います。特に今回はキャッツも出るので、ノーラン版の「ライジング」をやるべきかもしれませんし、あるいはハル・ベリーの「キャットウーマン」(2004)をやるのもありだなと考えていました。
これらすべてを通った方でも、洋ドラGOTHAMは通っていないという方は少なくないのではないでしょうか?
そんな方々にぜひ一度、GOTHAMを観ていただきたいという邪な思いがつい前面に出てしまいました。

ちょっとしたはずみでついうっかり、観ていただきたいドラマです。

「GOTHAM」(2014-2019)
日本公開日:2015/5/1
キャスト:ベン・マッケンジー
デイヴィッド・マズーズ
エリン・リチャーズ
ドナル・ローグ

あらすじ

あの伝説は、ここから始まった…。世界中が熱狂した映画「ダークナイト」。その舞台、ゴッサム・シティで巻き起こる凶悪事件に、若き日のジェームズ・ゴードン刑事が立ち向かう。 危険なまでに腐敗したこの都市で、善と悪の間で揺れ動きながらもギャングやマフィアたちに果敢に挑んでいく、1人の若き刑事の壮絶な軌跡。そしてその若き刑事と幼きブルース・ウェインとの交流を通して、あの“闇の騎士(ダークナイト)”の誕生前夜をも描き出す。
AXN公式より)

 

 

見どころ ①ヒューマンドラマ

ドラマは長いから手を出しづらいなと思っていましたが、レンタルショップで偶然手に取ったDVDの特典に、GOTHAM第一話が入っていたことが出会いとなりました。レンタルDVDの良いところは、こうして思いも寄らない作品にうっかり出会うきっかけをもらえるところです。迂闊に見始め、シーズン1の第一話でちょっとイメージを覆されます。
思っていたよりもずっとシリアスそう」「ペンギンが痩せてるしハゲてない
この2点に興味を惹かれて軽い気持ちで先に手を進めてしまい、そこから暇だったのもありズブズブとGOTHAMの沼にはまって行き・・・ペンギンを演じたロビン・ロード・テイラー氏の追っかけになり・・・友達とカラオケで上映会をし・・・カードやコミコンバッグを集め・・・ハリコンで想いを遂げ・・・オタク街道まっしぐらだった時の青春の一つになった作品です。なのでさくらが本気で語ると三日三晩はかかりますし、うち70時間はペンギンについてになるかもしれません。肩の力を抜きに抜いてレビューします。

さて、何と言ってもまず最初の一歩が肝心ですので、シーズン1の魅力を中心にお伝えしましょう。
バットマンシリーズやその周辺を描く映画はいずれもハイクオリティなものばかり。わざわざドラマで見る必要性って?その答えの一つが濃密なストーリーに基づくヒューマンドラマと言えます。これはシーズン5まで変わらず描かれます。ドラマになったことで、よりキャラクターの複雑な内面、関わりが充実して描かれるようになり、GOTHAMの混沌具合が鮮明に窺えます。特にシーズン1は冒頭でもお伝えした通り、シリアス路線も強く、見応えがあります。
何と言っても見所は主人公。ブルース・ウェインはなんとまだ子供で、ジム・ゴードンが主人公なのです。正義感が強く暴走しがちな新米刑事ゴードン、それだけで新鮮さに驚きます。この設定ゆえにシーズン1は警察組織内の陰謀など、どっしりとしたテーマも描かれるのが特徴です。彼と相棒、上司、恋人、そして敵との人間くさいどろどろの葛藤が最大の見所とも言えます。ジム・ゴードンだけではなく、シーズンを追うごとに成長していくブルースの周囲の人間関係も最高に熱いです!特にアルフレッド、キャットとの関わりは最高に可愛くてかっこよくて目が離せません!

ただ、シーズンを追うごとにキャラクターがどんどん進化していくんです。一言で言うと、全員ぶっ飛んでいきます。シーズン1のシリアス路線好きの視点からいくとちょっとSFみの強いコミック路線に転じすぎた気があり惜しいのですが、ぶっ飛んだキャラクター同士のわけのわからない痴情の縺れは「バットマン」の世界に新たな面白さを入れてくれたと感じています。ぶっ飛んだキャラ同士なので、誰にも肩入れできない、でもそんな異種格闘技戦がちょっと気になる。複雑にもつれあって収拾のつかなくなったヒューマンドラマの面白みがシーズン3以降の後半のシーズンの魅力でもあります。

本作の見どころ ②個性豊かなヴィランオールスター大集合!

オールスター」なんですよ。回を追うごとにマイナーな敵まで登場するし、誰もが知るヴィランは満を辞して登場するし、かといって「えっこの敵がこんな雑魚ポジションなの?!」というキャラクターもいれば逆にアイビーちゃんなどはこんなに早くからこんなに重要そうな感じで登場するの?!と驚きます。彼女はシーズン3で驚きの変貌を遂げますがそれはまた別のお話・・・。

中でも重点的に描かれるヴィランが三人。ペンギンリドラー、そして我らがジョーカーです。
それぞれどうにか簡単に魅力をまとめてみます。
まずペンギンは冒頭でお伝えしたように、「えっどこがペンギンなの?」というような今までにない斬新なペンギンのビジュアル。イメージとの違いに戸惑いますし、親族や親御さんもひとまずは健在。生い立ちも「バットマン リターンズ」とは異なります。でもこのキャラクターが抜群に可愛い。純粋で人間関係をうまく築けず、まっしぐらに自分がやりたいことを突き進めようとしてしまう性格が不器用で人間臭くてまさに「ペンギン」!ちゃんと俗世の欲を持った小悪党の側面もあり、ちゃんとさくらの好きな「ペンギン」だ!とときめきました。特にシーズン1はペンギンがかなり哀れな役回りを終始続けており、あっという間に骨抜きのぞっこんになりました。
そしてリドラー。本作のリドラーは意外な役を負って登場します。熱い。彼が何者かを知っている目で見るとシーズン1は非常に熱いです。なんとまだヴィランではありません!リドラーの闇落ちが!ニグマの闇落ちが見れる〜!彼も非常に素敵なキャラクターで、ヴィランに落ちかける姿はときめきが止まりません!演じているコーリー・マイケル・スミス氏の変貌ぶりは実にお見事で、序盤の気持ち悪いオタクっぷりは最高です。あと、シーズン3以降ペンギンと思わぬ関係になります。
ジョーカー!ことジェローム!かっっっっっこいいんですよ。もうビジュアルが。最初はええ…彼が?と思っていましたが、じょじょにキャメロン・モナハン君の抜群の演技力に魅せられて行きます。笑い方がちょっとずつ進化していくのが本当にすごいです。どうかミラーハウスのシーンまで見て欲しい!あまりのかっこよさに言葉を失います。

 

おわりに

ヴィランではないのでちゃんと紹介できなかったんですけど、セリーナが本当に可愛いんですよね。セリーナとブルースの意地の張り合いがとにかくとびきりキュート。
見続けると途中しんどいですが、逆にどうやって終わらせるんだ?と気になります。

「ザ・バットマン」(2022)はいよいよ明日公開ー!渋谷PARCO 3階にPOP UP SHOPも期間限定でオープン!盛り上がって行きましょー!!