AliveHoon アライブフーン

マリオカートでしかカーレースを知らないさくらです。

今日は先週の金曜日（6月10日）に公開したばかりの映画「AliveHoon アライブフーン」をレビューします！

「AliveHoon」（2022) 日本公開日：2022/6/10 監督：下山天キャスト：野村周平吉川愛

あらすじ

解散の危機に瀕するドリフトチームがスカウトしたのは、内向的な性格から人付き合いが苦手だが、
ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一。
実車でもその力を発揮する紘一だったが、彼の前に生死をかけてレースに挑む者たちが立ちはだかる。
今、紘一の覚醒したテクニック・情熱・勇気、そしてチームワークは、バーチャルとリアルの壁をブチ破り、新たな極致へー
（AliveHoonアライブフーン公式より）

見どころ① 激しいカーレース

何と言ってもまず一番にあげたい本作の見所は”激しいカーレース“でしょう！あらゆる角度から画面に映されるど迫力の車体！溶けて吹き飛んでくるタイヤのゴムの熱が画面越しに伝わるほど、ものすごい熱量にあふれた映像でした。正直、一ミリもカーレースを知らないさくらが、あ、なるほどカーレースの「アツい瞬間」、とびきりかっこいい！と「胸踊る画」、目を見張る「テクニック」とは「これ」なんだ！と映像ごしにはっきりと伝わってドキドキするような映像でした。全てのカーレースがこんな映像だったら面白く見られたのかな〜と思うと同時に、カーレースが本当に好きな人にはこう見えていたんだな〜あるいは、これが見たかったんだろうな〜と感じました。アツい試合を是非見てください！

見どころ② eスポーツから実車へ！未知のドラマ

eスポーツから実車に・・・？マリオカートはそこそこ得意なつもりでも免許の取得がギリギリだったさくらにとってはにわかには信じがたい設定の主人公。彼がまず、根暗でふてくされたダメな奴に見えて、ゲーマー一位のプライドを一貫して守りぬく芯のある姿にちょっとキュンと来ちゃいました。eスポーツで培った技術が実車に活かされるシーンはとってもワクワクしました！しかしeスポーツ経験だけでは実車に足りないものも確かにあって＿＿＿。こんなん最強じゃん！と思ったところをへし折られる展開が非常に説得力があってドキドキします。そしてその裏で描かれるいけ好かないライバル、憧れの存在、支えてくれる師匠ら人間ドラマがまたアツい！
にしても、実際にグランツーリスモのゲームから実車レーサーになり表彰台に上った選手が日本にいると知り、びっくりしました。う〜ん現実すごい。

おわりに

本作の監督下山天氏は、楽映舎およびNPOこどもフイルムが行ってきた「あるこども映画学校」の活動で長年大変お世話になってきた監督です！12年間の活動の中で、数々の名作を作ってくださいました・・・。
今年も「こども映画学校」を開催する予定ですので、続報をお待ちください〜！