震災から11年が経ちました
暖かくなってきましたね。さくらです。
本日は東日本大震災から11年目です。
楽映舎では、復興に向けて尽力してきた人々の姿を震災の記憶の伝承を置く的に映画として記録し、公開しております。
楽映舎の地域創生事業関連の活動は全て「NPO法人こどもフイルム」を通じて行なっております。ぜひ、こちらのサイトもご確認ください。
Way of life Fukushima(2020) 監督:下山天 取材・構成:江良至 制作協力:楽映舎 |
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Way of life Fukushima
Way of life Fukushimaは福島県都路中学校の2名の女生徒に主演を務めていただき、震災当時の記憶、復興の記録を地域の方に取材したドキュメンタリー映画です。
本編はこちら
震災の伝承、それだけでなく、将来の担い手である県内の児童・生徒等が復興に尽力してきた人々の想いに触れることで、復興を自分のこととして主体的に考え、様々な課題に直面した時の彼らの生きる力になればとの思いから、映画「Way of life Fukushima」は制作されました。
多くの皆様に本映画を鑑賞していただき、福島の復興と未来について深く考えていただく機会になればと願います。
フクシマモノクローム
偶然にも震災前に、8mmフィルムで撮られた映像を福島県内で収集し、一つの映画として映像アーカイブに残すという動きがありました。この活動によってできた映画が「フクシマモノクローム」です。
8mmフィルムの映像はほとんどが家族や友人を写したものです。映画と呼ぶにはあまりにもささやかな日常ばかりですが、その美しい日々の積み重ねを感じることのできる、温かな映像の集積です。
失われてしまったものも多くありますが、こうして映像として残していけることに価値があると感じます。
おわりに
東日本大震災は今でも様々な人にとって大きな爪痕となっています。震災前、震災以降が一つの区切りに使われることもいまだに多いです。
震災を、被災地を考えるきっかけの一つになれると幸いです。