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映画レビュー

ローマの休日〜吹き替え新装!〜

今日も今日とてさくらの映画レビューです。

今日はこの後夜9時から放映される金曜ロードSHOWより「ローマの休日」をレビュー!

「ローマの休日」
日本公開日:1954/4/19
監督:ウィリアム・ワイラー
キャスト:オードリー・ヘップバーン
グレゴリー・ペック

あらすじ

ヨーロッパの王室のアン王女は公務でローマに訪れる。しかし多忙と王室の窮屈さ故にヒステリックを起こしてしまい、主治医に鎮痛剤を打たれてしまう。気の高ぶりの治らない王女はこっそり一人夜のローマに抜け出し、力尽きて倒れたベンチで一人の男と出会う__。

見どころ ①キュートな二人

数ある名作を残したオードリー・ヘップバーンの代名詞であると同時に、名作ロマンス映画としても名高い本作。プリンセスが市井へ抜け出し一市民と「普通の1日」を送る切なくも美しいストーリーは数多くのアニメや漫画でも度々パロディが描かれてきました。
最大の見所はもちろん何と言っても甘酸っぱい二人!特にオードリーのローマでのはしゃぎっぷり、その愛らしさは一度見たら生涯忘れられないほど。一国の「王女様」に対して、媚びずへつらわず、なんならちょっとからかうような目線で接してくるジョーは冷静に考えるとすごい心臓が強いなと思いますが、とにかくこの変な逆転がきゅんきゅんしますね!

本作の見どころ ②美しいローマ

「ローマ」に対するあらゆる憧れを詰め込んだ映画です。というよりも、この映画によってローマに対するあらゆる憧れを植え付けられます。街並みやスペイン広場、真実の口、祈りの壁などの観光地だけでなく、ファッションや乗り物まで、とにかく全てがおしゃれで、全てに見応えがあります。
実は今はあのスペイン広場では(映画の影響もあり)ジェラートは売られなくなってしまっているらしいだけでなく、最近はトレビの泉も観光客の態度が問題視されて柵が設けられるなど、映画のあまりの影響力ゆえに逆になくなってしまったものもあるそうです。
ともあれ、映画としての魅力は70年近く経った今でも一切衰えておりません。ローマの魅力も、もちろん健在!一生に一度は行きたい街ですね!

 

おわりに

さて、本日の金曜ロードSHOW!ではなんと!金ロー用に新たに吹き替え版が撮り下ろされました!ひょえ〜!アン王女は早見沙織さん、ジョーは浪川大輔さんと、超豪華声優陣による吹き替え!個人的には新訳も気になるところです!
100回「ローマの休日」を観た人も、今日の「ローマの休日」は新たな楽しみを持てるはず!お見逃しなく!