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映画レビュー

バットマンフォーエバー 〜新作公開前カウントダウン企画 その3〜

スーツの似合うヴィランが好きです さくらです!
大大大好きなDCの、大大大好きなヒーロー バッツィこと「バットマン」の新作が来る3月11日公開!ということで、勝手にカウントダウン企画を、誠に勝手ながら、やらせていただいております。

1989年のバットマンシリーズから、「バットマンフォーエバー」(1995)をレビューしたいと思います。

本作からティムバートン監督では無くなりますし悩んだのですが、これは相手が相手だけにレビューしんなくてはということで。

「バットマン」(1989)
日本公開日:1995/6/17
監督:ジョエル・シュマッカー
キャスト:ヴァル・キルマー
トミー・リー・ジョーンズ
ニコール・キッドマン
ジム・キャリー

あらすじ

ゴッサム・シティに新たな強敵が出現した。虚飾と邪悪、二つの顔を持つ”トゥーフェイス”。そして、恐るべき洗脳マシンを発明した謎の怪人”リドラ-”だ。共通の敵=バットマンを永遠に葬るべく同盟を結んだ彼らは、街を破壊しバットマンをおびき寄せる。窮地に陥るバットマン。だがそのとき、最強のパートナー=ロビンが登場した!バットマン&ロビンvsリドラ-&トゥーフェイス。正義と悪の最強タッグによる死闘が、いま始まる!
WB公式より)

 

 

見どころ ①ロビン

古いコミックのやたらと短い短パンのイメージが強いロビンくん。実写映画ではこれが初登場らしく、以降のシリーズでもあまりちゃんとした登場はしませんね。(続編のMr.フリーズの逆襲には出ていますが。)若い純粋な少年のイメージが強かっただけに、本作のロビンはちょっと驚きました。
このロビンにはハービートゥーフェイスとの深〜い因縁が・・・。

頼れる相棒というよりも、ちょっと頼りないサイドキックポジというのがロビンのいいポジションですね。明智探偵と小林少年みたいなものだと思ってます。たまに(結構な高頻度で)バットマンに迷惑をかけながらも、本当に窮地になった時には最も頼れる少年というのは熱いですよね。視聴者、ファンの子供たちが最も憧れて自己投影する存在だと思っていました。(それだけに大人の姿はショック・・・その年はいい加減ナイトウイングじゃ。)
また、ロビンもロビンで古株ながらに「中身」がコロコロ変わる複雑なキャラクター。隠から陽までとにかく振り幅の広さは屈指なのではないでしょうか?ある軸のロビンの存在を知った時には非常にショックを受けました。慎重に見極めた方がいい、あまり簡単にはお勧めできない複雑なキャラクターですね。
なにせ[ネタバレ]や[ネタバレ]まである恐ろしいキャラクターですから。

ちなみに、先ほど「以降のシリーズではあまりちゃんと登場しませんね」と言いましたが、匂わせはたくさんあるんです。スースクの世界のロビンはなんと・・・ここはせっかくなので伏せますが、ヒントは「ハーレイちゃんの入れ墨」です。(※スースク1作目のパンフで衝撃を受けた内容です。そういえば、、、という感じです。)

本作の見どころ ②ヴィランズ

スーツの似合うヴィランてかっこいいですよね〜。本作ではリドラーは愉快な服着てますが、アーカムナイトあたりで突然垢抜けた格好のリドラーを見て衝撃を受けたのが記憶に新しいです。
それにつけてもジム・キャリーは愉快な緑の人をやりすぎではないでしょうか?すっかりその印象が抜けません。さくらが愉快な緑をしていないジム・キャリーに造詣が深くないだけかもしれませんが・・・。

ともあれ、ハービーとリドラーのサイケコンビが目にも楽しい今作。これまでのダークポップとは一線を画し、ポップにさらに比重を傾けたデザイン。コミックの印象に忠実なんですよね。彼らはリアクションもコミカルでファンシーです。

ハービートゥーフェイスはダークナイトであまりにも魅力的な進化を遂げていましたが、今回の新作ではついにリドラーが登場します。後日書きますが、さくらはドラマ版「GOTHAM」からエドワード・ニグマに沼った経験者なので、とっても楽しみです。今作のニグマとは、明らかに性格が違うなというのは歴然なのですが、さくらはこの軽薄で楽しそうなリドラーも大好きです。ジム・キャリーの笑顔が好きなだけかもしれません。

 

おわりに

ほとんどキャラクター紹介に終始してしまいました・・・。今作はヴィランそのもののキャラクターも人気の高い古株というだけでなく、とにかく豪華なキャスティングも大注目ポイントです。特にニコール・キッドマンがとびきり素敵です。
陽気な愉快犯のリドラーに会えないのは少し寂しいですが、知能犯としてバットマンを追い詰める姿が待ちきれないほど楽しみです!

最後に、昨年夏に行ったDC展の衣裳をちらっと自慢しちゃいます。