トップガン マーヴェリック 〜史上最高の空中戦〜
ようやく観ることができました!KAWASAKIのバイクが欲しいさくらです
公開と同時に大反響、世界の興行収益8億ドル超え、異常な熱気を公開1ヶ月経っても尚発し続け、劇場はいまだに満席という化け物じみた映画「トップガン マーヴェリック」!ようやくチケットを取ることができ、観に行けました!
「トップガン マーヴェリック」 日本公開日:2022/5/27 監督:ジョセフ・コシンスキー キャスト:トム・クルーズ |
---|
あらすじ
アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。
ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、
常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。
なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか?
タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——。
(トップガン マーヴェリック公式より)
見どころ① CGなし?!驚異の空中戦!
ヒルズさん(公開初日に観て大興奮していました)はこう言いました。「これまで映画の中でこれほどの空中戦を見たことはないし、おそらくこれ以降も作られることはない。映画史上に残る映画だ」と。マーヴェリックの前にマーヴェリックなく、マーヴェリックの後にマーヴェリックなしと言ったところでしょうか・・・。実際の戦闘機に実際にカメラを乗せて撮ったという驚異の撮影方法を力説されてもなお、さくらは誇大広告じゃないかと疑い続けておりました。(表現が大げさになる程信憑性を失っていくというアレです。)が、映画が始まってすぐに大げさな表現ではなかったと悟ります。間違いなく、これ以上の飛行機映画はありません。すごい。一体どうやって撮ったの?!という映像の連続。俄かには信じがたい、まさしく”マーヴェラス”な映像に、トム・クルーズが劇場公開にこだわり、サブスクがこれだけ普及したアメリカにおいてでさえ劇場の興収を伸ばし続けているという理由がよく分かりました。この生々しい緊迫感、美しさ、飛行機にかける熱意はまさに劇場映画でこそ価値が上がるものと言えるでしょう。
間違いなく本作は戦闘機をこよなく愛する人が、こよなく愛する人に向けて、何もそこまでと思うほどありえないレベルで熱意を注ぎ、完成した映画です。その映像を目にできることの光栄さで、冒頭からこみ上げるものがありました。
見どころ② 胸が熱くなる関係
35年ぶりの新作。続編って35年越しで出ることあるんだ?!とまずびっくり。アバターでさえ13年越しですよ。アメリカン・ドリームの壮大さを感じる今日この頃です。そしてそれ以上にびっくりなのが35年経ったはずのトム・クルーズの若々しさ。本当に?!今59歳ってきいてたけどもしかして逆サバ読んでる?!とびっくりのキレッキレの肉体。やりすぎなほどに終始かっこいい。こういうのって普通「かつてはイケていたが今は見る影もなくなったおじさん」が定番じゃないですか?いまだにかっこいいおじさんから始まるパターンてあるんだと訳のわからない興奮がありました。
しかし過去のままなのはマーヴェリックただ一人。あと旧式戦闘機F/A-18、F-14。彼らの外ではみるみる時間が流れ、気づけばマーヴェリックも戦闘機もすっかり時代に取り残されてしまっているのです。ちゃんと年を取り、昇進していった昔馴染み達の姿も、マーヴェリックとの違いを引き立たせます。時は流れ、「子ども達」の時代が来たので、マーヴェリックは引き継ぎをしなければなりません。しみじみと切なさや寂しさがこみ上げる中、マーヴェリックに衝撃走る。そこにいたのは失ってしまった親友の息子ルースター・・・!いやお父さんそっくり!
このマーヴェリックとルースター君の関係が一段と作品を盛り上げます。父への恨みを抱くルースターに対し、贖罪の気持ちと父性を感じているマーヴェリック。意地っ張りなルースターのためにすれ違いが続きますが、徐々に変わっていく関係性がエモいです。語彙力なくてすみません。でもあのアメフトのシーンで、さくらはこの二人に対する表現としてどんな的確な語彙も持ち合わせてないなと感じました。とにかく「エモい」です。
おわりに
一作目から35年・・・覚えていないどころか知らないよという人も少なくないでしょう。でもご安心を。前作であったことは丁寧なフォローが入っているので、本作単独で観ても十分楽しめる作品です。
ヒルズさん含め、本作を観た人の特徴をあげると「リピート数」を指摘できます。ボラプの時もそうでしたが、ロングランで満席を維持できる作品はリピート率が非常に高いですね。というのも、これは完全に受け売りなんですが、ヒルズさん曰く「絶対にIMAXで観た方がいい」そうです。絶対に。映像はもちろんのこと、「音の迫力」も桁違いとのこと。普通のスクリーンで大満足の皆さん、IMAXでさらなる高みを目指してみませんか?