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映画レビュー

アメイジング・スパイダーマン〜サエない だけじゃないピーター・パーカー〜

スパイダーマンのこれまでのシリーズを一気見しちゃいました さくらです。

今日もスパイダーマン日和ですね!スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホームが全米興行収入歴代TOP10に入り、世界中がスパイダーマンに熱狂している今日この頃・・・ということで、今日はアメイジング・スパイダーマンの個人的レビューをお届けします!

「アメイジング・スパイダーマン」
日本公開日:2012/6/23
監督:マーク・ウェブ
キャスト:アンドリュー・ガーフィールド
エマ・ストーン

あらすじ

ピーター・パーカーは、ちょっとサエない高校生。正義感は強いが、女子にはモテない。両親は彼が幼いときに謎の失踪をとげ、以来ベンとメイの伯父夫婦に育てられてきた。ある日ピーターは父の消息を探るため、オズコープ社で遺伝子を研究するコナーズ博士を訪ね、実験中の蜘蛛にかまれてしまう。翌日、ピーターの人生は激変する。蜘蛛のように自由自在に動き回れるパワーとスピード、超感覚で危険を感知する“スパイダーセンス”を身につけたのだ。ピーターはその能力で悪と闘い、“スパイダーマン”と呼ばれるスーパーヒーローとなる。
SONY PICTURES 公式サイトより)

 

 

見どころ ①キャスト×キャラクター×ストーリー

アメイジング・スパイダーマンの魅力は沢山あるが、まずはスパイダーマンとそのヒロインについて突っ込みたい。アンドリュー・ガーフィールド演じるスパイダーマンは、トビー・マグワイヤーよりはいわゆる「オタク」っぽい見た目ではない。でも、フラッシュ、グウェンらとの出会いのシーンからすでに「損な立ち回り」が見える。言わなきゃいいのにということにまで真っ直ぐ向かい合ってしまう残念な男。そしてぼこぼこ。うん、カッコ悪い。そんな彼が、スーパーパワーを得たらどうなるか。見事なアクションを見せた車内の喧嘩では人を傷つけるたびに「ごめんなさい」と謝り倒す。カッコ悪いが、見ていて少し恥ずかしくなるような誠実な「冴えないやつ」だ。それでいてフラッシュに意地悪を返したりするところもある。さておき、こんな不器用で誠実なダメ男を、どうしても避けられない運命が待ち受ける。こちらもスパイダーマンだからというだけで待ち受ける悲劇に構えないといけない。(ホームカミングで本当に驚いたのはここだ。)起こった出来事は同じでも、その残酷さはそれぞれちょっと違う。どっちが胸糞悪いかというと、サム・ライミ版とはなかなか甲乙付け難い。(でも個人的にはサム・ライミ版の方が苦手だ。)
そして今作のヒロインはなんとびっくり“グウェン”・ステイシー(=MJ)。びっくりです。まさかのグウェンが登場するとは。コミックのファンはこの特大の伏線に驚かれたのではないでしょうか?そしてエマ・ストーンの衝撃的な可愛さ!彼女はサム・ライミ版とは異なりお父さんとも仲良しなとってもいい子!
思わず応援したくなる二人です!

 

 

本作の見どころ ②アクション!

ド派手なアクションならサム・ライミ版やホームシリーズも引けを取らないが、アメイジングスパイダーマンも凄い。電車の中で見せた奇妙な喧嘩は、その気がないのにスーパーパワーで傷つけ続け謝り倒すという斬新なバトルシーンだが、彼はなんと片手を銀のポールに預けたまま(離れなくなってしまった)複数の相手と立ち回る。さらにビルとビルの間を飛び回るスウィングもパワーアップ!真昼間のNYを滑空する視点は、なるほどMJがホームシリーズで「酔う」と言っていたのが分かるなと納得できます。
もちろん、敵との戦いもさらにハードに!ややコミックチックなポップさが魅力的なサム・ライミ版よりにリアルな戦いになっています!

 

おわりに

今作のスタン・リー御大のカメオはかなり長くてふふっとなります。いつもの「スタン・リーを探せ!」スタイルよりもかなりはっきり、素敵な登場をしてくれますので、ぜひ見て楽しんでください。