楽ブログRakufilm Laboratory
   
   
イベントレポ

こどもフイルムの活動について③

やっぱりプリンが好き さくらです。
本日はインタビューシリーズ最終回。映画制作ワークショップと地域創生の可能性についてお伝えします。(こどもフイルムの活動について①はこちらこどもフイルムの活動について②はこちら


福島映画塾(2020/11/25)

@田村市

地域創生事業について

地域での映画制作ワークショップやその上映会とは別に、こどもフイルムでは地域創生事業として、日本の地域を舞台にした映画制作を行っています。(地域創生事業についてはこちら
以前ご紹介した「春色のスープ」の以前にも、「走れ!ケッタマシン ウェディング狂騒曲」(’01)や「らくだ銀座」(’03)を制作してきました。地域創生事業最新作は震災10年後の福島県浜通り地方を取材した映画「Way of life Fukushima」です。都路中学校2年生のお二人が主演を務めてくださいました。

地域を舞台にした映画は多くの地元住民の方々の協力の元に制作されます。制作した映画を地域で上映することで、さらに多くの人が集まり、多くのコミュニティの結成につながります。制作すること、上映すること、そのどちらもが新たなコミュニティの創生につながり、地域を盛り上げる「映画のチカラ」です。世界各地で開催される大小様々な規模の地域映画祭や、フィルムコミッションなどは、まさにそうした映画のチカラと地域活性化の可能性を追求して生まれたものであり、その成功例は枚挙にいとまがありません。

これからの課題

課題は、やはり「長く続けていくこと」。
映画はエンターテイメントの王様だと思います。映画の持つたくさんの力のひとつに、地域を盛り上げる力があるのだと思います。活動を長く続けていくことが、映画による地域活性化をより具体的実現・成功に導くものだと感じています。