【映画制作】〜1day仕事体験 3/7日目〜 楽映舎について
さくらです!今日はインターンシップのまとめ第三弾として、
”楽映舎について”をお伝えします。
楽映舎HP「会舎情報」にも掲載されていますが、改めてインターンシップでお話しした楽映舎の詳細についてご紹介いたします。
映画基礎講座 1day仕事体験
楽映舎について |
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会舎概要
会舎理念
「会舎情報」にも載せていますが、「地球感動企業」が楽映舎の長年変わらない企業理念です。世界中の人々が、そして私たち自身が、楽しめるエンタメの追求。それが楽映舎の理念です。
「楽映舎」という舎名は、「たのし”い“映画を作る会舎」や「らくし”て“映画を作る会舎」などとも読み取れますが、本来の意味は「楽し”く“映画を作る会舎」です。映画を観てくれる方は大前提として、作り手である私たち自身が「楽しむ」映画づくりを目指しています。
また、「らくえいしゃ」の「しゃ」は「社」ではなく「舎」を使います。校舎の舎、学舎の舎、宿舎の舎、駅舎の舎・・・”みんなが集まるところ“というイメージで、この「舎」を用いています。
楽映舎施設紹介
渋谷区桜丘町16-3 並木ビル2階から5階に楽映舎のオフィスが入っています。
楽映舎名物はこちら。
エレベーターです。見ての通り、ただのエレベーターではありません。
手動ドアのエレベーターです。
今となってはなかなかお目にかかれる場所はないのではないでしょうか。楽映舎にお越しの方は是非一度見てみてください。
それではさっそく、楽映舎の各フロアをご紹介。
2階 キャスティング部(Walau)/ミーティングルーム
キャスティング部デスク。
横の棚には楽映舎制作作品の資料や、各キャスティング事務所の資料が並んでいます。
また、来客の多いキャスティング部には
このような小人数の打ち合わせ用スペースがあります。
キャスティング部の隣にあるのが楽映舎ミーティングルーム1。
ここでは、各種打ち合わせのほかキャストのレッスンや衣裳合わせ、オーディション等が行われます。
1day仕事体験もこの部屋で行いました。
3階 プロダクションオフィス(スタッフルーム)
3階は企画部、演出部、制作部、プロデューサーのデスクが並ぶスタッフルームです。
3階入って右手のデスクがまず企画部のデスクです。
子犬に見守られながら作業しているのは新入舎員の水上。デスクが散らかって見えるのは、あくまでも映画学校の編集、保管作業中だからです。
企画部のお隣、3階入って正面にあるのが演出部デスク。
現場撮影中、演出部スタッフは会舎に入らないことが多いです。今日も誰もおりません。
演出部デスクのさらに左手奥にあるのが制作部デスクとプロデューサーデスク。
たまたま各組の諸準備日が重なり、珍しくスタッフ総出の日のお写真。
左の写真でご説明します。
写真右手が制作進行デスク。写真左手が制作担当、制作主任デスク、写真正面に並ぶデスクがプロデューサーデスクです。
プロデューサーデスクの後ろに置かれた巨大な青い玉が気になるというお目が高い方は是非、映画「土竜の唄 FINAL」を観てください。
4階 編集室 舎長室
編集部デスクは個室仕様。編集用のPCとモニターが完備されています。
編集室は監督が出入りすることも多い場所です。一緒に確認できるよう、個室内にソファも置かれています。
編集室の手前の側室。
海外配給時の「十三人の刺客」「牛頭」のポスターがかっこいいいですね!
そしてそのお隣にあるのが舎長室です。
映画やドラマの様々な企画、原作、DVD、資料、ありとあらゆる種類の変換コード、眠れるiMacなどなど、色んなものが隠されている秘密の部屋です。
5階 ミーティングルーム2/舎員食堂兼試写室
5階は2021年にリノベーションをし、木目調の綺麗な部屋になりました。
ガラステーブルのおしゃれなミーティングルーム2はミーティングルーム1同様、備え付けのPCで資料のモニター出しだけでなくオンラインでの打ち合わせにも参加できます。
棚を挟んで隣は舎員食堂兼試写室。
大画面スクリーンに高画質プロジェクター、前後に置かれた5.1チャンネルシステムで大迫力の上映会場にもなれば、机をつなげてパーティー会場にもなります。(写真はコロナが落ち着いていた頃のものです。)
P-CANスタジオ
P-CANスタジオは楽映舎の本舎から徒歩3分ほどのところに位置しています。
多目的ルームとして、俳優レッスンや衣裳合わせが行われるだけでなく、配信システムがあるため、美打ちなどの打ち合わせに使われるほか、映画講座もここで行われました。
ちなみに配信スペースはこんな感じ。
三台のPCとスイッチャー、エンコーダー、ミキサーが並んでいます。
楽映舎の施設でいうと、この他に本舎とP-CANスタジオの間に衣裳部屋があるほか、茨城県に大きな倉庫があります。
おわりに
楽映舎について、多少なりとも理解を深めていただけたでしょうか?
楽映舎は決して大きな会舎ではありませんが、映画を制作することにかけては高い志と強い意志、そして楽しむ心を決して忘れません。舎員同士が互いに助け合い、高めあい、切磋琢磨していける会舎です。
「0/7 プログラム」
「1/7 プロデューサーについて」
「2/7 映画制作の流れについて」
「3/7 楽映舎について」
「4/7 映画の様々な仕事について」
「5/7 企画、脚本、予告について」
「6/7 制作現場について」
「7/7 映画の見方、映画祭について」