「土竜の唄　FINAL」〜さらば愛しき土竜〜

警察学校創立以来、最低の成績で卒業。始末書枚数、ぶっちぎりのワーストワン。ちょっぴりスケベだがまっすぐで熱すぎる警察官・菊川玲二（生田斗真）がある日突然、潜入捜査官“モグラ”に任命！日本最凶のヤクザの組織に潜り、トップの轟周宝を挙げる事を命じられる。潜るところまで潜った玲二の最後の任務は、過去最大の取引額6000億円の麻薬密輸阻止! 最大のヤマ場の舞台は、“海上の楽園”こと超豪華客船!! そして、現れた最強にして最凶の敵・ラスボスの長男、烈雄!!!謎のフェロモン美女・沙門にハメられ、恋人・純奈との愛の修羅場も訪れ、モグラ史上最悪の危機が襲うなか、果たして玲二は轟周宝をブタ箱に入れ、“キング オブ 土竜”となることができるのか!?
そして、魂の兄弟、不死蝶・パピヨンとの関係は!!?

（“>映画「土竜の唄 FINAL」公式サイトより）

ヒルズさん：元々は2020年の撮影予定だった本作だが、ちょうど緊急事態宣言が発令しコロナ禍で撮影延期を余儀なくされました。
メインとなる豪華客船での撮影を予定していたのが、コロナの影響で豪華客船での撮影が困難となり、一時は脚本を変える必要が出てくるかと思われましたが、監督、そして制作スタッフの頑張りにより、豪華客船の舞台は変えずに撮影に臨む事ができました。

さくら：撮影前から大変な困難でしたね。前作から間が空いたのは、そんな背景もあったのですね。無事ファイナルにふさわしい豪華な舞台で大暴れする玲二くんが出来上がって本当に良かったです！

ヒルズ：豪華キャストが集まり、ドギツいキャラクターの面々が大暴れする土竜の唄。一作目からカムバックしたのは岡村隆史。二作目からは菜々緒。二作目での変顔が印象的でしたね。
そして本作から初参戦の鈴木亮平。近年では孤狼の血レベル2での狂気的な演技、それとは90度舵を切ったようなまた違った狂気演技を楽しめます。
次に滝沢カレン。初々しい演技には好感が持てます。

さくら：土竜の魅力といえば確かに”豪華キャスト陣”は外せませんね。「香港狂騒曲」での胡蜂（菜々緒さん）の強烈な変顔は今改めて見てもびっくりしちゃいます。最高に面白かったです。（まだ見てない方は是非「土竜の唄 香港狂騒曲」をご覧ください！）
今作でいうと岡村さん演じる猫沢と玲二の衝撃もとい笑撃シーンは必見です！そして何と言っても一作目から出ずっぱりの玲二（生田斗真）、パピヨン（堤真一）、純奈（仲里依紗）たちは三作目になるともう役がすっかり染み付いている感じがして、作を追うごとにどんどん迫力もチャーミングな魅力もパワーアップしているように感じました。ファイナルの寂しさがひとしおです。