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雑記

こどもフイルムの活動について②

カステラが秋の味覚かどうかについて朝からずっと悩んでるさくらです。(特徴は当てはまっているのですが、さくらとしてはやっぱり桐の花と同じ季節の方がしっくりきます。)
本日は昨日お伝えしたインタビューの続きを伝えしようと思います。(こどもフイルムの活動について①はこちら


福島映画塾(2020/9/21)

@田村市

こども映画学校 取り組みの変化について

「映画塾」が「高校生以上」に向けたワークショップから「高校生・大学生」を対象としたワークショップに変化したように、「こども映画学校」にも取り組みの変化がありました。
最初は全学年を対象としたワークショップでした。夏休みに参加生徒を募集したため、学校の方には「誰も来ませんよ」と言われていたころ、殆どといっていいほど多くの生徒が参加してくれました。しかし、そこには課題がありました。5、6年生の生徒たちは幼い1、2年生の世話係のような役回りをし、3、4年生の生徒だけが気ままに活動に参加するようになってしまったのです。そこで、「こども映画学校」は5年生以上を対象とする映画ワークショップに変わりました。
また、2018 年から開催している新地小学校では、休み期間中の有志の活動ではなく、キャリア教育の授業プログラムの一環として「こども映画学校」を開催する試みもされています。新地小学校ではこの2018年より現在まで3年続けて映画学校が開催され、本活動による教育的効果の定置調査が行われています。

活動の成果

「映画塾」「こども映画学校」の活動の成果、効果は様々な形で現れました。
最初に「こども映画学校」を実施した豊間小学校では、偏差値が10ポイントも伸びたと聞いています。前回お伝えしたように、PTSDを患ったこどもが活動を通じて乗り越えられるようになった事例もありました。映画制作の一環としてロケ地を探すことは、参加者は生まれ育った地域の魅力について改めて考えるきっかけになっています。また、制作した映画を地域の映画祭で上映することで地元の人が1つの場所に集まり、映画祭はコミュニティを創生する場になりました。こども達が全てを自分達だけでやるのではなく、プロと一緒に映画を作ることで、こども達は「仕事」を経験し、将来を見つめるきっかけにもなります。(実際に映画塾に参加していた生徒がその後映像系の進路を選択した事例がありました。)
勿論、生徒だけでなく、講師として参加するプロスタッフも非常に多くのことを学びます。そもそも「3日間で映画制作なんてできるはずがない」と考える講師の方も最初はいたそうです。しかし、そんな映画の定説すら知らないこども達は、できると考えて取り組み、実際に作り上げたのです。固定観念を持たない新たな視点は、毎回大人達にとって大きな学びとなっています。

活動を通じこども達に望むもの


視野の広い強い子になって欲しいです。
なぜ勉強するのかを分かるこどもに、大学をゴールにしないこどもに、大人になることを恐れないこどもに、自分のいる土地を好きなこどもに、そうなるために必要なことが、活動の中で、言葉ではなくイメージで伝わるといいなと思います。
そして自分が友達や親、地域の人などいろんな人に支えられていることを理解して欲しいです。